Windows機の眠りを妨げしモノ
コマンドプロンプトを管理者権限で起動する
C;\WINDOWS\system32>powercfg -waketimers
次にスリープを解除しようとするやつが分かる。
C;\WINDOWS\system32>powercfg -lastwake
前回スリープを解除した輩が分かる。
いまさらそんなことを言うなんてお前は馬鹿だと言われるかもしれないが。確率と可能性はちがうんだ。
久しぶりにブログ更新したと思ったらそんなんかよ、と思ってくれる心優しい人、こんばんは。
時間も無いし内容も無いので、さくっと行きます。
数学できないのに理系へ進学してしまった私の鬼門はものすごくたくさんあるのだけれど、その1つが確率だ。
もう当たるか当たらないかの2分の1でいいだろ、とか思っていたのだが、帰りの電車の中でふと、己の思い違いに気が付いた。
ここに全発行枚数10枚の宝くじがあるとする。
このうち、当たりくじは1枚のみ。つまり、当たる確率は10分の1だ。
当然、1枚より2枚、2枚より3枚買った方が当たる確率は高まる。
と、このように今までは考えていたのだが、よく考えてみたら、購入する宝くじの枚数を増やしていくと当たりくじに当たる「可能性」は高まるけれども、宝くじ自体の「当たる確率」は何枚買おうが、10分の1のままなのだ。
な? バカだろ?
Swift2本、どれにしようかな
お品書き
ご挨拶
お久しぶりでございます。
俺です。
前回の記事から大分時間が空いてしまったわけなんですけれども、何があったかって、特に何もなかったんです。
忙しかったプロジェクトが終わって、1週間の勤務5日のうち2日は1日中ネットサーフィンやってても問題なくこなせるプロジェクト(しかも定時上がり)に移っただけです。
あれですね、人間暇になるとロクなことしない(小人閑居して不善をなす)どころか、勉強さえしなくなるんですね。
さすがにそろそろ勉強再開しようかと思いまして。
何しようかな?
せっかく仕事でちょっとは技術を培ったし、無料でできるようになったし。
何より、初めて言語そのものが面白い、と思えたので。
しばらくはSwiftを勉強しよう、と。
どうやって勉強する?
初心者ならThe Swift Programming Language
を隅から隅まで舐め回すように読んどけや!と思われるかもしれませんが、あれくらい簡素だと、何が言いたいのか、どういうことなのかがよくわからないんですよ。
……英語ですし。
書いてある通りに打ち込めばそりゃあその通りに動くんでしょうけども、そのことに対する解説が私には足りない。
というわけで、いつも通りとりあえず技術書を買おう、そう思いました。
ちなみに。
アプリ開発の話はね、これでとりあえずやったんですよ。
Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】 教科書シリーズ
まあ、とりあえずアプリ開発の流れはわかりました。
相変わらず作りたいものとかアプリとかは思い浮かびませんでしたけど。
Cocoaプログラミングとか、MVC的な話とか、各種フレームワークの使い方とか、そういう点に関する自分の問題点が業務を通じて噴出して前プロジェクトではあっぷあっぷしていました。
が、そもそも論としてSwiftでもあっぷあっぷしておりました次第でして。
プログラミング言語くらいまともに使えるようになっとけや、と。
そういうのも背景にあります。
詳解 Swift 改訂版
●目次
- CHAPTER01 Swiftでプログラミング
- CHAPTER02 関数
- CHAPTER03 構造体
- CHAPTER04 オプショナル
- CHAPTER05 基本的なデータ型
- CHAPTER06 パターン
- CHAPTER07 演算子
- CHAPTER08 クラスと継承
- CHAPTER09 メモリ管理
- CHAPTER10 プロトコル
- CHAPTER11 拡張
- CHAPTER12 エラー処理
- CHAPTER13 クロージャ
- CHAPTER14 ジェネリクス
- CHAPTER15 C/Objective-Cとのデータ受け渡し
- CHAPTER16 Objective-Cとの連携
まずは王道、とでもいいましょうか。
すでに出ていたSwift1.1版からバージョンアップです。
実はこのシリーズのObj-C版のkindle版を持っているのですが、自分には高レベル過ぎました。
あと、せっかくのkindle版なのに、
固定レイアウト型で、文字を拡大することや、文字列のハイライト、検索なんかができません。
この点に関してはSwift1.1版も同じようですので、もうこれはそういう方針の出版物なんでしょうね。
中身については折り紙つきなのでしょうが、自分には高レベルなのと、kindle版のアドバンテージがなさそうなのでとりあえずパスで。
プロを目指す Swift 基本文法と応用
以下、目次は
リックテレコム 書籍情報
から引用。
■[本書の主な内容]
- 第Ⅰ部 基本文法
- 第1章 はじめようSwiftプログラミング
- 第2章 変数と定数
- 第3章 基本的なデータ型
- 数値型(Int、Float、Double)
- 数値の操作
- 文字列(String)
- 日付けや時刻
- 第4章 演算子
- 第5章 複合型
- タプル(tuple)
- 配列(Array)
- ディクショナリ型
- 第6章 列挙型
- 列挙型(enum)
- 関連値(Associated Values)
- 第7章 正規表現
- 正規表現
- パターンマッチの利用
- 第8章 制御文
- 条件分岐(if、switch)
- 繰り返し(for、while)
- 第9章 オプショナル型
- オプショナル型(optional)
- アンラップ(unwrap)
- 第10章 構造体
- 構造体(struct)
- 第11章 Xcodeの使い方
- プロジェクトの作成
- 各画面エリアの役割
- ビルドとシミュレータ
- 第12章 簡単なサンプル開発
- 偶数/奇数の判定アプリケーション
- コードの記述
- 第Ⅱ部 開発技術と応用
- 第13章 クラスとメソッド
- 第14章 オブジェクト指向の設計・開発
- オブジェクト指向とは?
- オブジェクト指向設計
- 実際のオブジェクト指向対応のアプリケーション
- オブジェクト指向で再設計
- 第15章 関数型プログラミング
- 関数とは?
- 関数型プログラミングの特徴
- ジェネリクス(generics)
- クロージャ
- モジュール(module)
- 関数型プログラミングを使ったアプリケーション
- 第Ⅲ部 実践的なプログラミング
目次を見るに、明らかに詳解 Swift 改訂版
よりも粒度が小さいですね。
どこに何ページ費やしたのかを確認する術はありませんが、少なくとも私が気になっている事柄はカバーされているようです。
特に、構造体に1章費やしているところが高評価です。
逆にXcodeのインストールとかは要らんのですが。
ただ、発売はまだ先のことのようです。
同時にkindle版も出るかどうかわかりません。
Swift 2標準ガイドブック
以下、目次は
Swift 2標準ガイドブック【委託】 - 達人出版会
から引用。
- Chapter 01 Swiftの概要
- 1-1 Swiftとは
- 1-2 開発環境
- 1-3 PlaygroundとREPL
- Chapter 02 基本文法
- Chapter 03 関数とクラス
- Chapter 04 オプショナル型
- 4-1 Objective-Cにおけるnil
- 4-2 Optional型
- 4-3 Implicitly Unwrapped Optional型
- 4-4 Optional Chaining
- Chapter 05 標準ライブラリの利用
- 5-1 Foundation
- 5-2 UIKit
- 5-3 KVCとKVO
- 5-4 Core Data
- Chapter 06 予約語とアトリビュート
- Chapter 07 Objective-Cとの相互利用
- 7-1 SwiftからObjective-Cのコードを利用
- 7-2 Objective-CからSwiftのコードを利用
- 7-3 Swiftへの移行
- 7-4 Swiftへの移行(実践編)
- Chapter 08 実践と応用
- 8-1 テスト
- 8-2 ブリッジによる拡張
- 8-3 ライブラリ紹介
- 8-4 デザインパターン
先のプロを目指す Swift 基本文法と応用
よりもカバー範囲が広め。
Swift言語そのもの以外にもアプリ作成やデザインパターンも取り扱っている模様。
その分、Swiftそのものの話は薄くなっていそう。
例えばプロを目指す Swift 基本文法と応用
と違って、構造体はクラスや列挙体とまとめられているので、あんまり詳しく書いてないのかもしれない。
実際のアプリ開発でどうSwiftをSwiftらしく(Swiftyに)使うのか、という要求に応えているのかも。
ただ、REPLとかカリー化とかのプロを目指す Swift 基本文法と応用
に載っていなかった気になるワードがカバーされているのは良い。
こちらは既に発売されている書籍であるので、レビューもちらほらと。
むう、良さげだな。
結論
詳解 Swift 改訂版
は、無いな。
難易度もさることながら、先に述べたように、kindle版の良さも活かせそうに無いし。
そうなると、プロを目指す Swift 基本文法と応用
とSwift 2標準ガイドブック
の一騎打ちとなるわけだが。
プロを目指す Swift 基本文法と応用
がまだ出ていないのがネックとなる。
粒度は似たような感じに仕上がっているようだ。
アプリ開発まで視野に入れた構成になっている点も共通している。
プロを目指す Swift 基本文法と応用
は関数型プログラミングに1章割いている点が特色か。
Swift 2標準ガイドブック
はすでに発売済みであること、書評を見るに良書であろうというアドバンテージがある。
また、カリー化
が関数型プログラミングにまつわるワードだと思っているので、こちらも関数型プログラミングについて書いてあると思って良いだろう。
よし、ここは……!
Swift 2標準ガイドブック
、君に決めた!
というわけで、これからしばらくこいつを頑張ることにしよう。